令和5年度 総会・懇親会の様子
松本会長挨拶
皆さんこんにちは。
お忙しい中、関西宮高会の総会にご出席くださいましてありがとうござ
います。こうしてお元気なお顔を拝顔しますと私も元気になります。
去る4月17日に宮津天橋高等学校の深田校長に面談しました。今日の同窓会は日曜日ではありますが、中学生を対象とした学校説明会があり、残念ながら欠席ということでしたので、新しい高校の近況を教えていただきました。
大学への進学については国公立大学や私立大学への合格者数は堅調に推移しております。課外活動につきましても、地域社会への活動は、社会的要請への気づき、自己の在り方を考え、生き方を模索する探究活動が進化しております。また運動部の活動では野球部は単独では大会に参加できませんでしたが、丹後緑風との連合チームとして活躍し、京都21世紀枠の推薦候補になったことで入部者が増えているとのことでした。加悦谷学舎には女子の重量挙の日本記録保持者でパリオリンピック代表候補者もいるとのことでした。
後輩たちが頑張っていることに意を強くしました。さて、話は変わりますが先日新聞記事で90歳台に
なってもスポーツに励んでいる人の記事を読みました。
千葉県の稲田弘さんは90歳にしてトライアスロンに取り組み、水泳3.8キロ、自転車180.2キロ、ラ
ンニング42.195キロ、合計226キロのアイアンマンレースの世界選手権出場が目標で、2018年には
16 時間53分で4走破し、世界最高齢の完走者としてギネス記録に認定されその後更新を狙われています。
長野県の丸茂伊一さん94歳は、世界最高齢のスピードスケーター。今年1 月の大会に93歳と282日で出場し自らのギネス記録を更新されました。スケートを頼りに足腰を強くし短歌の雑誌も編集してお
られます。ギネスは途中経過と語り、さらなる飛躍を見据えているとのことです。
青森県の田中博男さん92歳。3 月のポーランドでの世界マスターズ室内陸上選手権200m90(90
~94歳)クラスで38秒79の世界新記録を樹立されました。田中さんがマスターズ陸上を始めたのは小
学校教員を退職された60歳で、それまでスポーツはしていなかったそうで、練習は週5 回。市内の屋
内競技場に通い、ストレッチを1 時間。それから1.5キロほどあるく。ポイントは早歩きを織り交ぜ変化を持たせること。そして、ゆっくり1 キロ走る。やはりペースを変化させ筋肉に違った刺激を与える。以上で終了。月に一度は自身主催のウォーキングクラブで、会話しながら3 時間ほど市内を歩く。とにかく、手
の届く目標を作り、無理せずつづけること。その積み重ねこそが筋力の低下を緩やかにしてくれます。そ
して仲間と楽しめば長続きします。
老い先を案ずる必要はないようです。先輩に従って夢を持ち無理せず仲間と共にコツコツと続けるこ
とを大切にしたいとのことです。私はこういう記事に触れ今からでも遅くないとおもいました。ご参考としてください。
今回はイベントとしまして同窓の中村葉子様にジャズピアノ演奏をお願いしております。
お楽しみください。以上で挨拶を終わります。
その後、会務報告、会計報告監査報告があり、承認されました。
監査報告 横山監査
続いて同好会報告
◇ 囲碁同好会は、欠席の一色幹事に代わり松本会長より報告
さて、いよいよお待ちかねのイベントです
イベントは宮津高等学校同窓生でもあるピアニスト・作編曲家の中村葉子さ んのピアノ演奏
中村葉子さんプロフィール
音楽好きの両親の影響で幼いころから音
楽に触れ、長ずるにつれポリフォ二―
に強い関心を抱くようになる。中学生の頃ショパン・ワルツ集に挑み、キャロル・キングのコピーに目覚め
たことが後々のピアノとの関係性の土台となる。大学入学によって生家を離れ、自活を始める。70 年代
後半カルロス菅野等とバンドを結成し毎日放送主催「フレッシュサウンズコンテスト」で優勝。Clair Fisc
her のアルバム“Salsa Picante”に衝撃を受け。Bill Evans をはじめ多くのピアニストを採譜。ジャズ理論を
藤井貞泰氏、北野タダオ氏に師事。
1995 年阪神淡路大震災によりホテル演奏の職場を失い、被害を目の当たりにし命の儚さを痛感。これを機に最も叶えたかった夢を実現しようと、長年憧れ私淑していた世界最高峰のピアノ詩人、Fred
Hersch(フレッド・ハーシュ)氏に弟子入り嘆願。1996年より同氏に師事するため渡米し、2022 年“Mas
ter Class”(NY City College)に参加。2007 年にハーシュ氏の日本ソロツアーと東京大学でのマスター
クラスを主催しニュースで話題となる。
ペニンシュラ、ヒルトン、全日空ホテル等で生演奏を披露。2015 年「ワシントンD.C.全米桜まつり」では
日本の抒情歌を披露。他アーティストとの共演を含め10 枚以上のCD を制作・リリース。ソロ、デュオを
はじめ。弦楽トリオとアンサンブルの編曲、動画制作を中心に活動中。さらに自主企画「スタンウエイを巡
る全国ツアー」を継続。フレッド・アーシュ氏の愛弟子として師から託された“Solo Piano Column“を基に
「心を動かす音楽の力」を伝えることを使命として活動している。
お得意のジャズのナンバー(デユーク・エリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」、ビル・エバンスの「メイク・サムワン・ハッピー」等々)だけでなく、レナード・バーンスタイン作曲の「トゥナイト」、ブラザーズ・フォーの「七つの水仙」など、バラード、フォークソングといった音楽ジャンルの枠を超えて素敵な演奏をご披露くださいました。
時には陽気なタッチで、時には優しく繊細に、時には語りかけるように、曲それぞれのテーマに沿って奏でられる旋律に酔いしれる贅沢なコンサートとなりました。
因みに「トゥナイト」は松本会長のリクエスト。ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」の中の「相聞歌」ともいえる恋の歌に青春時代を想い出した面々も――。
歌だけでなく、1964年の新潟地震の時日本公演を行っていたエリントンが、次のハワイ公演の予定をキャンセルしてチャリティーコンサートを行ったというエピソードなど、音楽にまつわるこぼれ話も披露してくださいました。
しめくくりは、「宮津らしく海の曲を」と中村さん。
ご自身のアルバム「ソングズ・イン・メモリーズ~心に響く名曲~」より「海」。
唱歌「海」をアレンジした懐かしくも温かい調べに、宮津や阿蘇の海、伊根や本庄の海、栗田の海など、それぞれの故郷の景色が参加者一人ひとりの瞼の裏に広がっていきました。
イベント講師としてだけでなく一人の会員(29期生)としても参
加下さり、懐かしい人々との再会を喜び合い交流されていました。
拍手!
懇親会 懇親会は川勝副会長の乾杯でスタート
テーブルごとに楽しい語らい
新会員及び新出席者紹介
よろしくお願いします
続いて出席者にインタビュー なんでもいいから喋ってくださいな
宴もたけなわ、名残は尽きませんが・・・・・・ そろそろ・・・
みんなで唱歌 故郷(ふるさと)を歌いましょう
閉会挨拶は鈴木副会長
10 期生です。
関西宮高会が私の元気の源
来年も元気にお会いしましょう
ぼちぼち散歩にも来てね!
締めくくりは恒例久保幹事の大阪じめで
「う~ちまひょ」 パンパン
「も(う)ひとつとせ」 パンパン
「祝うてさんど」 パパンパン
「お疲れ様!」「 楽しかったです!」